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大腸カメラ検査のための準備②:下剤編

 こんにちは、名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院の看護師です。
 前回は、大腸カメラ検査の準備 第1弾として、検査前日の食事についてお話ししました。今回のテーマは、検査当日に飲む下剤です。まだ検査を受けたことがない方は、「???」「知り合いが薬飲むのがキツかったって言ってたやつか…?」かもしれませんし、検査を受けたことがある方は「あの、マズい薬か!」「あれ飲むのが本当にキツかった!ムリムリ!」と思われる方もいますよね…。あの薬は正式には「腸管洗浄剤」と呼ばれるもので、たくさんの水分で腸内の糞便を押し出す作用があります。大まかに言うと、約2リットルの液体の薬を飲みます。腸の中にある糞便を排出するには、これを飲む必要があります。

 当クリニックは、サルプレップ®︎、モビプレップ®︎、ニフレック®︎の3種類の薬剤をご用意しています。それぞれ、味や飲み方に違いがあり、患者様の嗜好やお体の状態に合わせて、薬剤を選んでいます。以前の大腸カメラ検査で、「この腸管洗浄剤が飲めなかった」「吐いてしまった」「気分が悪くなった」…など経験のある方は医師や看護師にご相談ください。患者様に合わせた飲み方や薬剤を提案いたします。
 また、排泄を促すコツとしては、「じっと座らないこと」です。ご自宅で腸管洗浄剤を飲む方は、掃除、洗濯といった家事をしながら、薬を飲むことをお勧めします。適度に動くことで腸蠕動が起こり、排泄が促進されます。
 その他に、大量の液体を飲むことで、体が冷えたり、気分が悪くなる方がいます。これは女性に多い印象ですが、途中に、温かいお茶などを飲んで、体が冷えてしまうことを予防してみてください。


看護師一同

この記事の執筆者

略歴

2003年昭和大学病院 第2内科
2010年国立がん研究センター東病院
2012年昭和大学病院 消化器内科 助教
2014年新百合ケ丘総合病院 消化器内科 医長
2015年NTT東日本関東病院 消化器内科
2021年NTT東日本関東病院 消化管内科 医長
2023年名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院開院

資格

  • 医学博士
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・支部評議員
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医・支部評議員
  • 日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医・代議員
  • H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • FJGES (Fellow of Japan Gastroenterological Endoscopy Society)
  • Digestive Endoscopy reviewer
  • Journal of Gastroenterology and Hepatology reviewer
  • Junior Endoscopist Training Seminar(JETS) advisor
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