AIを活用した大腸内視鏡検査
(大腸ポリープ切除)

EndoBRAIN

EndoBRAINとは大腸内視鏡検査中の画像をAI(人工知能)がリアルタイムで解析し、腫瘍性病変の検出から深達度診断まで、大腸内視鏡検査における一連のフローを支援するオリンパス社が開発したソフトウェアです。

病変検出支援システム
「EndoBRAIN-EYE」導入

当院では大腸内視鏡検査に際して、オリンパス社製のAIによる病変検出支援システム「EndoBRAIN-EYE」を導入しました。経験豊富な医師でも見逃す危険性のあるとされる微小病変に対しても本システムを使用すれば検出が可能となり、大腸ポリープ・大腸がんなどの病変候補を内視鏡検査中にリアルタイムで検出します。

大腸内視鏡検査中の画像をAIが解析し、ポリープ・がんなどの病変候補を検出するとリアルタイムに音と画面上の色で警告し、検出位置を枠で表示します。動画データから抽出した内視鏡画像をAIが学習することで、大腸病変の検出において感度96.0%、特異度98.0%の診断支援精度があると報告されています。

当院では経験豊富な内視鏡専門医とAIによるダブルチェック機能により病変の見逃しを極限にまで防ぎます。

大腸がんの早期発見・予防への期待

全国がん登録罹患データ(2019年)によると、大腸がんの罹患数は1位となっています。また、人口動態統計がん死亡データ(2022年)によると、大腸がんの死亡数は2(男性で2位、女性で1)となっています。罹患数・死亡数ともに増加の一途をたどっており、今後さらなる増加が予想されます。しかしながら大腸がんは、早期に発見することで治癒が見込める病気です。また大腸ポリープを切除することで大腸がんの発症を予防することができます。

経験豊富な内視鏡専門医とAIによるダブルチェック機能により病変の見逃しを極限まで防ぐことは、大腸がんの早期発見・早期治療のみならず大腸がんの発症の予防にも貢献することが期待されます。

画像提供:オリンパスマーケティング株式会社
監修:名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 
院長 村元喬

この記事の執筆者

略歴

2003年昭和大学病院 第2内科
2010年国立がん研究センター東病院
2012年昭和大学病院 消化器内科 助教
2014年新百合ケ丘総合病院 消化器内科 医長
2015年NTT東日本関東病院 消化器内科
2021年NTT東日本関東病院 消化管内科 医長
2023年名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院開院

資格

  • 医学博士
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・支部評議員
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医・支部評議員
  • 日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医・代議員
  • H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • FJGES (Fellow of Japan Gastroenterological Endoscopy Society)
  • Digestive Endoscopy reviewer
  • Journal of Gastroenterology and Hepatology reviewer
  • Junior Endoscopist Training Seminar(JETS) advisor
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