がん検診を「500円」で
受診できるって知ってましたか?
名古屋市では、自営業などで企業や団体の実施するがん検診を受診できない名古屋市在住の方のために、1種類につきたった500円を自己負担するだけで受診できる6種類のがんに対するワンコインがん検診を実施しています。
どうしたら受診できるの?
対象となるがん検診の種類は年齢によって異なります。この検診を受診するための特別な手続などは不要で、市内の協力医療機関などに直接申し込みをするだけです。当院も協力医療機関となっていますので、お気軽にお申し込みください。なお申し込みの際に、住所と年齢が確認できるものが必要になります。
当院は下記のがん検診に
対応します!
当院では、以下の4種類のワンコインがん検診に対応しております。ワンコインがん検診一覧からご自身が対象年齢であるかをご確認の上お申し込みください。(胃部X線検査は当院では行なっておりません。)また2021年から実施している無料のピロリ菌検査、2022年10月から実施している胃がんリスク検査についても当院で実施しています。
| 胃がん検診 | 胃部X線検査の場合 | 40歳以上の方 | 1年に1回 |
|---|---|---|---|
| 胃内視鏡検査の場合 | 50歳以上の方 | 2年に1回 | |
| 大腸がん検診 | 便潜血検査 | 40歳以上の方 | 1年に1回 |
| 肺がん・結核検診 | 胸部X線検査 | 40歳以上の方 | 1年に1回 |
| 前立腺がん検診 | PSA検査 | 50歳以上の男性 | 1年に1回 |
| ピロリ菌検査 ※ | 血液検査 | 20歳以上39歳以下 (年度末時点の年齢) |
|
| 胃がんリスク検査 ※※ | 血液検査 |
40歳以上59歳以下 |
※以下のいずれかに当てはまる方は対象外となります。
- ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
- 胃の手術を受けたことがある方
※※上記に加えて、以下のいずれかに当てはまる方も対象外となります。
- 上部消化管症状のがある方、消化性潰瘍や逆流性食道炎で治療中の方
- 胃酸分泌抑制薬(主にプロトンポンプ阻害薬)を検査前2か月以内に服用している方
- 過去に名古屋市が実施する胃がんリスク検査を受診した方
自己負担金が無料の方
さらに、以下の条件に当てはまる方は、自己負担金500円が免除になります。
- 70歳以上の方
- 生活保護世帯の方
- 市民税非課税世帯の方
- 障害者、ひとり親家庭等医療費助成制度対象者の方
- 福祉給付金支給制度対象者の方
- 中国残留邦人等支援給付対象者の方
さらに無料で受けられるかも!
名古屋市では、市内在住の方を対象に、ワンコインがん検診とは別に、一定年齢の方に対して無料のがん検診を実施しています。
対象となる方には「無料クーポン」と「検診手帳」が郵送されますので、ご確認の上お申し込みください。
無料クーポン券対象の方
| 胃がん検診 (男性・女性) (ワンコイン胃カメラ) |
50、55、60歳 |
|---|---|
| 大腸がん検診(男性・女性) | 40、45、50、55、60歳 |
| 肺がん検診 (男性・女性) | 40、45、50、55、60歳 |
| 前立腺がん検診 (男性) | 50、55、60歳 |
対象年齢は、ワンコインがん検診と異なり、5年ごとになっておりますので、お間違いの無いようお気をつけください
失くしたら受診できない?
うっかりダイレクトメールと混ざって捨ててしまったなど、無料クーポンを無くしてしまった方でも大丈夫です。クーポン対象の方で無料検診受診をご希望の方は、健康保険証、マイナンバーカード、運転免許証など、住所と年齢が分かる身分証明書をお持ちいただければ、クーポン再発行など面倒な手続を経なくても受診可能です。受付にご相談ください。
※無料クーポン券をお持ちの方は、クーポン券をお持ちいただいた方がスムーズに検診を受けることができます。
ワンコインがん検診は期限あり!
お早めのご予約を
無料がん検診はいつまでも受けられるというわけではありません。クーポン券には使用期限があり、放置しておくと期限切れになってしまう可能性があります。例えば令和4年度の場合、令和4(2022)年4月1日から令和5(2023)年3月31日までがクーポンの有効期限です。
お手元に無料クーポンが届いたら、しっかりと中身を確認して、お早めにお申し込みください。 名古屋市が各種がんや生活習慣病などの早期発見に力を入れて実施している制度ですので、この機会にぜひ受診してください。
ご受診いただけない場合が
あります
名古屋市のワンコインがん検診は、企業や団体などで同等の検査を受ける機会がある方は受診していただけません。企業・団体等の検診を受診してください。胃がん検診を同年度中に受診できるのは内視鏡検査とX線検査のどちらかに限られます。ご希望の方を選んで受診してください。
なお、内視鏡検査を受診された方は、翌年は胃がん検査を受けることができません。2年に1度になります。これら気づかずに受診してしまった場合、ワンコインが適用できませんので、後日追加料金を請求させていただく場合があります。
お申し込み方法
当院まで直接お問い合わせ、またはお申し込みください。電話でもご予約を受け付けております。お電話の際は「名古屋市の○○検診」とお伝えいただくとスムーズに予約ができます。よくある質問
名古屋市民であれば誰でも受診できますか?
企業や団体等で同等の検診を受診する機会のある方は、名古屋市民の方でもワンコイン検診は受診いただけません。企業・団体の方の検診をご利用ください。なお、無料クーポン券が届いた方は、企業・団体等で検診を受診した方でもクーポンによる検診を受けていただけます。
前年度にワンコインがん検診を受診しましたが、翌年ももう受診できますか?
受診可能なものと、可能でないものがあります。
| 胃がん検診(X線) | 胃がん検診(内視鏡) | 大腸がん検診 | 肺がん検診 | 前立腺がん検診 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2年連続受診 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
| 受診頻度 | 年度に1回 | 2年度に1回 | 年度に1回 | 年度に1回 | 年度に1回 |
※胃がん検診(X線)は当院では行なっておりません。
当日は持参するものはありますか?
ワンコイン検診の場合は自己負担金(500円)、住所・年齢の確認できる保険証、マイナンバーカード、運転免許証などの身分証明証が必要です。無料クーポンの場合は、無料クーポン券をご持参ください(無くした方は住所と年齢の分かる身分証明証でも代用できます)。 なお、以下に該当する方は、自己負担金が免除となりますので、該当する証明書をご持参ください。
- 障害者の方:障害者医療証
- 生活保護受給者の方:生活保護受給者証明証
- 市民税非課税世帯の方:市民税非課税確認証
- 一人親家庭医療費助成制度の利用者の方:母子家庭医療証
- 福祉給付金受給者の方:福祉給付金資格証
がん検診無料クーポン券とは何ですか?
名古屋市在住の方で、5年ごとの特定の年齢に達した方に配布される、がん・生活習慣病検診の無料受診ができるクーポンです。対象の方には、無料クーポン券と検診手帳が郵送されます。毎年4月1日から翌年3月31日までが受診期間です。 なお、対象年齢でクーポン券を無くしてしまった方も、住所と年齢を確認できる身分証明証があれば検診を受診することは可能です。
名古屋市ワンコイン検診で、がん以外の病気リスクもチェックできますか?
名古屋市ワンコイン検診では、従来の6種類のがん検診(胃がん・大腸がん・肺がん・前立腺がん・乳がん・子宮頸がん)に加え、近年は腹部エコー検査(超音波検査)もワンコインで受診可能となりました。腹部エコーでは、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・腹部大動脈などを確認でき、がんだけでなく脂肪肝、胆石、腎疾患、大動脈瘤などの早期発見にもつながります。このように、生活習慣病や潜在的な臓器異常のチェックも期待できます。
ワンコイン検診は何歳から受けられますか?年齢制限はありますか?
名古屋市ワンコイン検診は、検査項目ごとに対象年齢が設定されています。主な目安は以下の通りです。
- 胃がん検診:40歳以上
- 大腸がん検診:40歳以上
- 肺がん検診:40歳以上
- 前立腺がん検診:50歳以上の男性
- 乳がん検診:40歳以上の女性
- 子宮頸がん検診:20歳以上の女性
- 腹部エコー検査(超音波):50歳以上
すべての検査を同じ年齢で受けられるわけではなく、ご自身の年齢や性別に応じて受診できる項目が異なります。対象年齢を事前に確認し、今受けられる検診を計画的に受診することが大切です。
ワンコイン検診と無料クーポン制度はどう違うのですか?
名古屋市の検診制度には、*自己負担500円で受けられる「ワンコイン検診」*と、**特定年齢の方を対象に自己負担なしで受けられる「無料クーポン制度」**の2種類があります。
ワンコイン検診は、対象年齢に該当していれば毎年受診可能な検診です。一方、無料クーポン制度は、名古屋市から対象年齢の方にクーポンが郵送され、その年度に限り無料で受診できます。
無料クーポンの対象年齢は検査ごとに異なり、40歳・45歳・50歳などの5年刻みで設定されていることが多いのが特徴です。クーポンには使用期限があるため、届いた場合は期限内に受診することが重要です。
無料クーポンの対象外の年でも、ワンコイン検診を利用することで、継続的に健康チェックを行うことが可能です。年齢や制度を上手に活用し、定期的な検診をおすすめします。
ワンコイン検診は予約なしでも受けられますか?
名古屋市ワンコイン検診は、検査内容や医療機関によっては予約なしで受診できる場合もあります。ただし、実施方法は医療機関ごとに異なるため、事前の確認をおすすめします。
受診を希望される場合は、協力医療機関へ直接連絡し、「名古屋市のワンコイン検診を希望」と伝えると、予約の要否や実施日程を案内してもらえます。また、検査内容によっては待ち時間の軽減や準備のために予約が推奨されることがあります。特に、胃カメラ検査や腹部エコー検査などは事前準備が必要となるため、予約をしておくことでスムーズに受診できます。
複数のワンコイン検診を同時に受けることはできますか?
はい、対象年齢や条件を満たしていれば、複数のワンコイン検診を同時に受けることが可能です。同じ日にまとめて受診することで、通院回数や時間の負担を減らすことができます。ただし、検査内容によっては
- 事前の食事制限が必要な検査
- 実施できる曜日や時間が限られている検査
- 同日に実施できない組み合わせ
がある場合もあります。特に、胃がん検診(胃カメラ)や腹部エコー検査は準備が必要なため、事前予約が必要となることが一般的です。
複数検診を希望される場合は、事前に医療機関へ連絡し、「名古屋市ワンコイン検診を複数受けたい」と伝えていただくと、最適な受診スケジュールを案内してもらえます。効率よく検診を受けるためにも、事前相談・予約をおすすめします。
ワンコイン検診で異常を指摘された場合、当院で精密検査は受けられますか?
はい、当院では名古屋市ワンコイン検診で異常を指摘された場合の精密検査・フォローに対応しています。検診はあくまで「早期発見のためのスクリーニング」であるため、異常が疑われた場合には、速やかな精密検査が重要です。
当院では、
- 胃がん検診後の胃カメラ検査
- 大腸がん検診陽性後の大腸内視鏡検査
- 腹部エコー異常に対する追加検査や経過観察
などを行い、検診から精密検査、その後の治療・フォローまで一貫した対応が可能です。
検診結果についてのご相談だけでも構いません。「要精密検査」「経過観察」と書かれていて不安な場合は、結果をお持ちのうえ、お気軽にご相談ください。
監修:名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院
院長 村元喬

